ライブレポート
過去行われたライブ・イベントのレポート
基本的にネタバレです。「ライブの詳細は楽しみにしておきたい」という方はご遠慮下さい。
last modified:2004/08/13
| date | 2002/04/20 |
|---|---|
| title | GALAXY TOUR 2002 史上最強の敵 "LA★BOOO" 登場!? |
| place | BLITZ(赤坂) |
暗くなった会場に「ドーン」という音が響き渡り、ステージ上の4つの燭台に煌煌とした炎がともる。湧き上がる驚愕の声と拍手。妖しい儀式の様相を呈している。
何?開演に間に合うように焦ってダッシュしてきたから、うっかり会場を間違えて怪しげな集会に参加しちゃった?いや、大丈夫。見まわせばこんなにもアフロが集っているじゃないか。ほら前の人も。落ち着け自分。
違和感を感じるのは多分、オープニングの曲がいつもと違うから。
違うんだけど、何故かやたらと耳慣れたこの曲は…。まさか今年に入ってから2回も観に行ってしまった、「例のあの映画」のプロローグの曲では?…と思うよりも早く、炎は消え、曲はブツリと途切れてしまう。
突然の中断に、失笑と「もう1回!」の声が挙がる。オーディエンスに応えて、ステージ上は最初からやり直し。炎がともり、曲が流れる…が、時間の都合上からか若干早回し気味(笑)。そして何事も無かったかのようにライブは進行していった…。
行ってきました、赤阪ブリッツ!今回は会場の演出も凝っていて、非常に面白かったです。
チャッカマン:
Ladies & Gentlemen ...Ladies & Gentlemen , welcome to GALAXY TOUR in TOKYO AKASAKA!皆様ようこそお越し下さいました、このブリッツへ。もうすぐ夏です。皆様にとってちょっとだけ早い夏を、ステキな夏をお届けしたいと思います。今夜はメチャメチャ"熱い"夏です!
その前に、今夜も皆様の心と体に火をつける、私がチャッカマンです。
いつもどんな場所でもヒーロー・ダンス☆マンをサポートしているこの方々。ザ・バンドマン!
今夜はこの方々が来てくれています…ザ・ホーンズマン・ブラザーズ!
さぁ、それではヒーロー・ダンス☆マンを呼び込みたいと思います。
せーの!
客席:ダンス☆マ〜ン!
ダンス☆マンのテーマのイントロで、ステージ左袖の上方より右袖の下方へ斜めに滑り落ちる様に飛んでくるダンス☆マン。
オープニングの前振りから推測するに、ニンバス2000(もしくはファイアボルト)でミラーボール星から飛んできたのでしょう。ハリー・ポッターも顔負けの飛行能力です。
そして舞台右袖からダンス☆マン登場。今夜のダンス☆マンの皮膚は星型の鋲がついていたりして、何だかとってもアメリカンな感じ。
ダンス☆マン:行くぞ、東京!
ダンス☆マンの掛け声に続いて勝利V絶対つかもう!、そしてBarの椅子。Barの椅子はO.L.&アニーの振り付けに注目です。足のステップ付けてキビキビ踊ったらパラパラになりそう。難易度はやや高目っぽいけど、1回覚えてしまったら踊り甲斐がありそうです。
先輩古いでは、ステージ両脇にあるディスプレイを見てたら歌詞に合わせて「でっかい青空」が映っていたり、2コーラス目の歌詞がフライング気味で表示されて、やり直していたり。
オープニングの中断・早送りがあったりしたので、「これも演出?」などと勘繰ってしまいます。ステージ以外でも面白い事が起こってたりするので本当にどこ見てたらいいんだか迷ってしまいます。
JAZZ SOUL FUNKが終わってダンス☆マンのMC。
ダンス☆マン:今日のオープニングもどうなることかと思いました。ビックリしました。あーいうこと、狙ってやりそうですからね(笑)。
アクシデントかよ!というツッコミはさておき、恒例のアルバム購入度チェック。今回は「まだ聞いてない人」が4、5人しかいなかったため、会場から拍手が。心温まる光景です。
今回のアルバムはオリジナルにも力を入れていますとのことで、ここからオリジナル曲つながってるよ FUNK、LA★BOOO、おしゃべり大好きと曲が続きます。おしゃべり大好きの間奏中、何やら指差し手をたたいて爆笑しながら姦しく喋り続けてるO.L.&アニー。芸が細かいなぁ(笑)。
3曲終わったところで、改めて今回のアルバムに入っているオリジナル曲について語るダンス☆マン。
おしゃべり大好きに関して、ダンス☆マンは高田純二さんのようなおしゃべりが上手な男の人に憧れているとか、LA★BOOOに関して、海やスキー場などで出会う男女はいつもより2割増にカッコ良く見えてしまう「旅目」という現象がこの曲のテーマであるとか。
ザ・バンドマンのメンバーの中にも誰とは言わないけれども、この旅目を操るLA★BOOOについ最近までやられっぱなしだった人がいるとかで、皆で気をつけようということに。
しかしこのLA★BOOO、どんな格好をしてるのかわからなければ気をつけようがありません。ここで頼りになるのはやはりダンス☆マン、LA★BOOOの正体がどんな姿をしているのか予測してくれました。
ダンス☆マン:
(LA★BOOOは)スノーボーダーの格好をして、地球に潜んで悪い事をしているんじゃないかな?このフレーズ、よく覚えておいてください。このライブの重要なポイントになると思います。はい、これ出るよ、試験に!
笑ってる緊張感のない客席に向かって真摯に忠告してくれるダンス☆マン。唯一、ステージ上のアニーちゃんだけが、真面目にメモとっていました。これでアニーちゃんも次回からLA★BOOOを撃退できるのではないでしょうか。
話はアルバムのMCの話題に。
アルバムMIRRORBALLISM4に収録されているMCの中でダンス☆マンが「レコーディング・スタッフがハンドパワーでタバコに火をつける手品を見せてくれるのだが、タネあかしをしてくれない」というくだりがあるのですが、今日のライブでは何とそれをステージで実演してくれるそうです。
品川No.1のレコーディング・スタッフ井崎氏の登場に激しく沸く会場。
何の変哲もないセブンスターから1本のタバコを取り出すと、水を打ったように静まりかえる会場。手元に視線が集中する中でタバコに手をかざすと…本当に点火しました!スゴイです!あまりのスゴさに会場からアンコール!の嵐が。
結局もう1回、今度はHYU-HYUさんのドラムロール付で披露してくれました。2回目は火花飛んでました。ありがとう、井崎君!
そして、その脇ではアニーちゃんがO.L.さんのアフロにハンドパワーで火をつけようとしてましたが、こちらは失敗してました。つーか、ホントに燃えたらそりゃヤバイですけど。
井崎暁SHOWの後は演奏に戻って曲はロックグループに。
この曲は、ダンス☆マンの知り合いで、今はD.J.をやっているけど、本当はロックバンド(それもメタル)をやりたかったという人がいて、その人の実話を歌詞にしたんだそうです。
曲の中盤に差し掛かったところで、そのご本人(?)が登場です。
ダンス☆マン:それでは僕の友達を紹介します。ピストン西沢ー!
特設ステージ(人力で移動可)に立ち、客席に背を向けた金髪の男性登場。振り返ってギターソロ炸裂です。
気付くと、ディスプレイには「PISS NISIZAWA SHOW」の文字。
そして、ふとステージ上方を見上げると、こんな垂れ幕までかかってました。

なぜ、ピストン西沢の「トン」が抜けているのでしょう?
しかしながら、このロゴはどこかで見た事があります。しばしギターソロに耳を傾けつつ熟考すること数十秒。判明しました。
これが元ネタか!?
なるほど、だからメタルなんですね。メイクもしてくれたら尚可ですね。
途中からギターでなくおもちゃの銃の効果音になってたし、最後は金髪のヅラまで会場に投げ込んでました。あまりの芸の細かさに涙が出るほど笑ってしまいました。
気付くと中座していたO.L.・アニー・チャッカマンがステージに戻ってきて、曲はバスタオル舞うお風呂に。
チャッカマンは浴衣、O.L.とアニーは何とバスタオル姿 ♥。「ゆ」の字が書かれた藍色の暖簾をマイクスタンドにかけて歌ってます。
ステージの両脇からはシャボン玉が噴き出し、会場の中を漂うシャボン玉で幻想的な雰囲気に…と和んでいたら、なんと歌詞の通りに泡まで噴射。フワフワと宙を漂う泡に初めのうちこそはしゃいでいたものの、私のいた席はまさしく泡の直撃地帯で、曲が進み泡が降り積もるにつれ結構スゴイ事態に。曲の後半は荷物や頭にシンシンと降り積もる泡をギャーギャー騒ぎながら振り払ってました。前見えないよーってなくらいに前の人のアフロにもたくさんの泡が積もってました。
曲の最後でO.L.とアニーのバスタオルが…?!ふふふ、イイモノ拝ませてもらったぜ(笑)。
ザ・バンドマンの一部のメンバーがステージから去り、ピアノのイントロからいつもゴールデンかラブラドールへ。毎度の事ながら、この曲は聴かせるなぁ。そして、歌わされるなぁ(笑)。
そしていつもゴールデンかラブラドールが終わり、ステージ上は無人。
しばらくすると、赤いスノーボード用のウェアを着込み、"burton"とロゴの入ったスノーボードの板を小脇にかかえたナイスガイ(笑)が口笛を吹きながら登場。
非常に個人的な見解ですが。単に私の周囲だけかもしれませんが、バートン乗りの男にろくなヤツはいません。さて、このナイスガイはどうでしょうか?
そこへやってきたがO.L.とアニー。
O.L.&アニー:ねぇねぇ、あのスノボの人、超カッコ良くない?超カッコイイー ♥
アニー:O.L.さん声かけてよ
O.L.&アニー:あの〜、すいません…。
ナイスガイ(仮):はい、何でしょう?
O.L.&アニー:私達にスノボーを教えてもらえませんか?
気付けばBGMにいつもゴールデンかラブラドールがかかっていて、ちょっとイイ雰囲気。
ナイスガイ(仮):どちらからいらしたんですか?
アニー:私は横浜から来ました。
ナイスガイ(仮):そうですか、僕も近いですよ。
O.L.:私は荻窪から来たんですけど…
なぜかアニーちゃんとばかり話がはずむナイスガイ。必死に会話に入っていこうとするO.L.さんに、次第にナイスガイの態度が豹変。鋭い角度で蹴りを入れられ、かわいそうなO.L.さん。
それにしても、このゲレンデ(?)で繰り広げられている寸劇ドラマ、そしてこのナイスガイ…。
何?まるで以前にも体験したような、懐かしい感じ。これって既視感?
なんだか様子がおかしいのでは?と会場中が思い始めた頃、ダンス☆マン登場。
ダンス☆マン:あの、ちょっと…すみません。楽しんでいるところ…。
O.L.&アニー:はい?
ダンス☆マン:騙されてると思いますよ。多分ね、この人はLA★BOOOだと思います。
O.L.&アニー:何言ってるんですか?チョ→カッコイイじゃないですか!
ダンス☆マン:それは旅目です。
恋に目のくらんだアニーちゃんに向かって、キッパリハッキリ冷静に指摘するダンス☆マン。
次第に言動がおかしくなっていくナイスガイにも疑問の目を向ける。
ダンス☆マン:この下品な感じはLA★BOOOでもないし…スノーボーダーでもない…そうか…わかったぞ!お前は前回のツアーで倒したはずのニセダンス★マンだな?!
そうだったのかーっ(笑)?!
初めてライブに参加する人にも非常にわかり易い、やたらと説明的な指摘をありがとう…などと思っていると、ダンス☆マンの序章〜戦いのテーマ〜が突如はじまり、ダンス☆マンが華麗なるダンス(顔芸?)を披露。今日のダンス☆マンは動きが鋭いです。
ダンス☆マン:でたな?ニセダンス★マン!
そんなダンス☆マンの呼びかけには一切耳を貸さず、ステージ前方に座って客席の女の子の頭を自分の"ピー"なトコロに持っていこうとしたり(前の人の頭でよく見えなかったけど、多分そんな事してたんだと思われます)、アニーちゃんの"プー"なトコロにマイクを押し当ててみたり(それは使用する道具が違うと思われます)、やりたい放題のニセダンス★マン。
ニセダンス★マン:ニセダンス★マン・ネオ参上!
何でもハーバード大学で「ニセダンス★マン・ネオ」にパワーアップして、このダンス☆マンのステージに戻ってきたらしいです。あぁ、おかえりなさい、ニセダンス★マン(涙)。(ごく一部の人間は)あなたが帰ってくるのを待ってました。
ダンス☆マン:お前、どうしてもジャマするっていうんだな?仕方ない、勝負だ!
ニセダンス★マン・ネオ:何で勝負する?
ダンス☆マン:今回は新しく、どっちがお客さんから大きな声が返ってくるかで勝負だ!
ニセダンス★マン・ネオ:新しい…。
新形式での勝負で、ダンス☆マンが客席に向かって声を掛けようとした直前、ふいに伴奏が停止。どうやらニセダンス★マン・ネオが手を振って、ザ・バンドマンの演奏を勝手に止めてしまった模様。
こうやれば、意外と(演奏が)止まるんだと力説し、客席と一緒にザ・バンドマンの演奏を止めにかかってます。どうだ?楽しいだろう。と客席を味方に付けるニセダンス★マン・ネオ。
どうする?ダンス☆マン、今回の敵は手強いです(笑)。
ダンス☆マン:皆、ニセダンス★マンをやっつけるぞ!いくぞ!ヘ〜イ、ヘイヘイ、ヘ〜イヘイ!カモンッ!
客席:ヘ〜イ、ヘイヘイ、ヘ〜イヘイ!
ダンス☆マン:どうだ!
ダンス☆マンに返ってきた客席の大きな掛け声に対して、不敵な高笑いを続けるニセダンス★マン・ネオ。
ニセダンス★マン・ネオ:お前、そんなんで俺に勝てると思っているのか?俺に子宮をくれ、卵子をくれ!フェ、フェ、ステキなフェ、楽しいフェ、咥えてフェ、フェ〜、フェフェ、フェ○チオ〜!ハイッ!
客席:フェ〜、フェフェ、フェ○チオ〜!
長いよ…。ニセダンス★マン・ネオ。
客観的に、勝敗は誰の耳にも明らかでしたが、ダダをこねるニセダンス★マン・ネオの為にもう一勝負することに。
ダンス☆マン:ダンス☆マンは正義の味方なので、ヘイヘイしか言えません。この辛さをわかってください。ヘ〜イ、ヘイヘイ、ヘ〜イヘイ!カモンッ!
客席:ヘ〜イ、ヘイヘイ、ヘ〜イヘイ!
ダンス☆マン:(圧倒的な掛け声の大きさに満足して)勝ったな。
ニセダンス★マン・ネオ:クッククック〜、クッククック〜
客席:…♪青い鳥〜?
どうやら、『ク』から始まる例の放送禁止用語を叫ばせたかったようですが、まんまと勝負に敗れたニセダンス★マン・ネオ。完敗です(笑)。
ダンス☆マン:皆、ありがとう!皆のお陰で勝つことができたよ!
ここからは、メドレー形式での演奏。初めて聴く曲、久しぶりに聴く曲、ホーンズマンの音が冴える曲、とダンス☆マン・サウンドを堪能できました。最後はグッと耐えるからメンバー紹介、接吻のテーマへ続きます。
この曲になると、ライブも大詰めという感じ。
ダンス☆マン:ありがとう、東京!
と曲も終了し、メンバーが退場。ステージ脇のディスプレイにはエンドロールが流れています。エンドロールが最後まで流れ終わると、「アンコール」の文字が出現。画面でCGダンス☆マンが「もっと、もっと」と煽ります(笑)。
しばらくしてダンス☆マン再登場。
ダンス☆マン:どうもありがとう!今回はアンコールの拍手がいつもより大きくて嬉しかったです
ここからは一人づつ、ザ・バンドマン、ホーンズマン・ブラザーズのメンバーをステージへ招き入れます。
アンコールはよくある名字「斉藤」、そしてダンス部 部長南原。最後はジャンプで締めて曲が終了。ステージ前方にメンバー全員が並んで挨拶が終了しました。
本当に今夜は"熱い"ライブでした。最後にクールダウンさせてくれるかのごとく、チャッカマンがステージ上のペットボトルをポイポイ投げてくれてました。「こっちにも投げてくれないかなー」とボンヤリ見てたら、1本口が開いてるのがあって、ビショ濡れになってる一角があってチョットかわいそうでした(笑)。
私?もちろん、ビール飲んでクールダウンでした。あぁ、ライブの後のビールは美味しかった!